【式場情報】重要文化財での結婚式『大阪市中央公会堂』

「結婚式場はどこが良いかな?」

「人とは違う場所で挙げたいな」

「レトロな雰囲気が好き」

「一生無くならない建物が良い」

 

結婚式場を探している方、レトロな雰囲気が好きな方、良い感じの雰囲気を探している方…必見です。

 

この記事では、国の重要文化財『大阪市中央公会堂』について まとめています。この記事を読めば、「公会堂に行ってみたい!」「こんなところで結婚式を挙げたい!」「ここで写真だけでも撮りたい!」そう思えることでしょう。

 

中央公会堂とは?

大阪は中之島にある『大阪市中央公会堂(以下、公会堂)』。公会堂建築物として関西で初めて、国の重要文化財に指定された建物です。

 

〇公会堂詳細ーーーーー

大阪の株式仲買人『岩本栄之助(いわもとえいのすけ)氏』の寄付によって1913年に着工され、2018年11月に開館100周年を迎えました。

〇建築ーーーーー

『日本銀行本店』『東京駅』を建築された『辰野金吾(たつのきんご)氏』によって行われました。

〇著名人の講演ーーーーー

『ヘレン・ケラー』『ガガーリン』など、各界の著名人の講演会も行われた経歴があります。

 

今ではたくさんの催し事に利用されています。

 

  • 専門学校の入学・卒業式
  • 社交ダンスパーティ
  • バレエの発表会
  • 著名人の講演会
  • 結婚式

 

地元の人たち、府外からも多くの利用があります。見るからに重厚感があり、目を引く赤レンガの大正浪漫漂う会場です。

 

挙式会場「特別貴賓室」

公会堂では挙式はもちろん、披露宴も行えますが今回は挙式会場として使用される『特別貴賓室(以下、特別室)』をご紹介したいと思います。

 

 

〇創建当初の特別室ーーー

創建当初は『貴賓室』として使用されていました。当時、外国の要人をお招きして晩餐会が開かれておりました。

その際に待合室として使われていたのがこの『特別貴賓室』です。

 

会場に入ると「うわぁ~・・・」と驚きのため息を漏らす方が多いです。それは、ひと際目をひく美しいステンドグラス、ドーム型の天井に描かれた日本神話、壁面に描かれた日本神話等が神秘的な雰囲気を醸し出しています。

 

天井高も8mと高く、ドーム屋根のお部屋が見るものを魅了します。

 

ステンドグラス

特別室の東側に位置するステンドグラスからは、日の光が綺麗にお部屋を照らすように設計されています。

 

〇ステンドグラスーーー

慶祝の象徴である鳳凰と大阪市の市標『みおつくし』がデザイン化されたものが描かれております。

また、ステンドグラス両脇に提げられているカーテンは創建当初の物を復元したもので『四騎獅子狩文錦(しきししかりもんきん)』と言われる法隆寺に伝わる国宝から取っています。

 

結婚式場のステンドグラスは大体LEDライト等で裏側から明るさを演出していますが、特別室のステンドグラスは100%自然光によって明るさが変わります。

(夕方以降の結婚式は少し暗がりの、大人の雰囲気になります)

 

大阪市の市章『澪標』

ステンドグラス上部には大阪市の市章である『澪標(みおつくし)』がデザイン化されたものが描かれています。

“みおつくし”って?大阪は『水の都』と称されるほどに国内、国外から商船が行き交っていました。
商船が浅瀬まで来た時に、船底が座礁(ざしょう)しないように、航路として記されていたのが澪標(みおつくし)です。

そして市章の両脇には『鳳凰(ほうおう)』がデザインされています。

中国が発祥の空想上の生き物。聖天子が治める平和な世に現れるとされています。

鳳(ほう)はオス、凰(おう)はメス・・・2対ではじめて鳳凰とされる、おめでたい象徴と言われています。

 

天井画:天地開闢

ドーム屋根の形状に壮大な世界観が描かているのが『天地開闢(てんちかいびゃく)』です。

 

日本の神話の中でも代表的なお話です!

日本神話のお話をこの後解説していきますが、諸説あるかと思うので私が調べたり、聞いたりしたことをまとめていきますのであしからず。

 

日本誕生

中学校の歴史の教科書にも掲載されていたように記憶しているのですが、分かりやすく言うと『世界が生まれたときの描写』です。

 

その昔、天井と地上の境目がなく混沌とした世界であったのですが『天之御中主神(あめのみなかぬしのかみ)』の命によって『伊弉諾(いざなぎ)』『伊弉冉(いざなみ)』『天沼矛(あめのぬぼこ)』を使ってグルっと、混沌とした世界をかき混ぜました。

 

すると、その矛先から垂れた雫が淡路島になったと言われています。

イザナギとイザナミは日本で最初の夫婦のモデルになった神様でもあります。

 

余談

実際に、淡路島には『伊弉諾神宮』という神社があり、そこでの結婚式進行には『御柱回合之儀』というものがあり、イザナギとイザナミが行った結婚の儀式を行うことが出来ます。

実際に結婚式のプロデュースにもお手伝いに行ったことがあるのですが、なんとも言えない神秘的な空気感がありました。

 

西側壁画:仁徳天皇

仁徳天皇は第16代天皇様で、日本国民から絶大な信頼を受けていたとされています。

その根拠となるのが『お墓の大きさ』です。

 

世界最大のお墓

エジプトのクフ王のお墓とされる『ピラミッド』、中国史上はじめての皇帝とされる秦の始皇帝のお墓『始皇帝陵』よりも、世界で一番大きなお墓とされています!

 

大阪は堺にある『仁徳天皇陵』。日本は、亡くなった人は神様になると考えていて、より偉大な方のお墓は大きく作ったそうです。

※仏教が伝来してからは、お寺で供養されるようになり古墳は姿を消します。

そんな仁徳天皇ですがとても国民思いだったようで、「国民がきちんとご飯を食べられるように・着るものをきちんと着れるように」と、ご自身のお召し物も着れなくなるボロボロになるまで変えなかったそうです。

 

北側壁画:須佐之男命

日本の最高神『天照大御神(あまてらすおおみかみ)』の弟でもある『須佐之男命(すさのおのみこと)』はヤマタノオロチを退治した神様でも有名です。

長く生えた髭を抜き、バサっとバラまくとそこに木が生え、その木を使って舟を作り外国とはじめて貿易を始めたことから商いの神様としても崇められています。

 

南側壁画:布刀玉命

『布刀玉命(ふとだまのみこと)』は織物や麻の神様でもあることから、工業の神様として崇められています。

※布刀玉命に関しては、情弱であまり情報を知りません、すみません・・・。

 

 

特別な場所で立てる結婚の誓い

日本の神話が多数描かれた、その部屋は大変な価値のあるものとして重要文化財になりえるのに大きく貢献したと言われています。

 

公会堂が建築された当初、商業と工業が盛んだったので、外国の要人たちに「日本とはこういう国で、大阪の土地はこういった土地なんだ」と紹介もできますよね。

 

日本神話が描かれているので和装を着ての『神前式』が合うんじゃないか?とよくご質問を頂きますが、全体的な割合としては「8:2」でウエディングドレスをお召しになられる方の方が多い です。

 

恐らく、お部屋に入ってすぐ目に入るのがステンドグラスなのでそのイメージが強いのではないかと思われます。

 

公会堂での結婚式をお勧めする理由はたくさんありますが、建物の価値だけでも二人の結婚式はより特別なものになるのではないでしょうか。

 

まとめ

国の重要文化財で結婚式ができること、それは本当にスゴイことだと思います。

建物の重厚感、雰囲気もさることながら二人が誓いをたてた場所が半永久的に残る』のです。無くならないのです!素敵なことじゃないですか?

 

たまには二人で中之島にデートへ行き、結婚式当日のことを思い出してほしいですし、思い出せる場所として永遠に存在しているはずです。

 

そして、できることなら二人の間に子供が出来たら是非遊びに行ってほしいですし、子供にも「パパとママが結婚式を挙げたところなんだよ」と教えてあげてほしいのです。

結婚式を挙げる理由はたくさんありますが・・・

両家が繋がり、相手の親族とも繋がっていくことは、二人の子供にとっても豊かなこと なのです。

 

子供は両親だけで育てるのではなく家族や親族、周りの方たちで育てていく方がより豊かな子供に育ち、その輪が広がっていくことが、この仕事をしているやりがいだと思います。

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