実録!神社結婚式とゴルフ場での披露宴

神社挙式とゴルフ場での披露宴

以前プロデュースをさせていただいたお客様のお話。

新郎のご実家は奈良、新婦のご実家は神戸・・・お二人の要望は「神社での結婚式」でした。私も神社で結婚式をしたのですが実家から一番近い「氏神(うじがみ)」で行いました。新郎新婦のお二人にもそんなお話をすると、とても興味を持ってくれました。

新婦
新婦
私たちもやりたい!!

 

お二人が考えられていた招待人数は60名様程。

 

神社に入るかどうか等、色々と考えなければいけないこともありましたが、先に披露宴をどこでするかを決めて頂きました。

さすがに地元というだけあり新郎様からのご提案で大和高原にある、素敵な「ゴルフ場」を見つけました。そこはゴルフ施設や宿泊施設等幅広いレジャーに対応した施設でした。

 

その建物内にあるレストランで披露宴を行うことが決定しました。

 

神社での結婚式

氏神様へ「この神社で結婚式がしたい」とお願いに、新郎新婦様が行かれると「結婚式なんてあまりしたことがないからどんなものになるか・・・」と宮司(ぐうじ)様。

※分かりやすく会社の組織にすると宮司(ぐうじ)様とは社長で、禰宜(ねぎ)様が専務、権禰宜(ごんねぎ)様が常務。

 

私が結婚式のお手伝いに来るということを宮司様にもお伝えいただき、様々なことを確認させていただきました。

 

  • 着付け室

・新郎新婦の着替える場所はあるかどうか

・何時から入れるのか

・姿見やコンセント、冷暖房器具はあるか

・ご列席の方が着替える部屋は別であるか

 

  • 控室

・ご列席の方がお待ちいただける控室はあるかどうか

・何時から使用できるのか

・何名様程入ることができるのか

・待ち時間のお茶出しなどは可能かどうか

 

  • 結婚式のこと

・何時からの結婚式が可能か

・巫女様はいるのか(御神楽があるのか)

・雅楽はあるのか

・何名様まで入ることができるのか

・撮影してはいけないポイントはあるのか

・集合写真はどこで撮影するのがいいのか

 

などなど、さまざまなポイントを確認させていただき「氏神」様での結婚式は現実味を帯びてきました。

 

 

ゴルフ場での披露宴

続いては披露宴のすり合わせ。新郎様にどんな場所か写真を拝見させていただいたのですが、抜群のロケーション!!レストランの壁は全面ガラス張りで、整備された綺麗な芝生と開放的な空間が広がります。

 

ありがたいことに、このレストランの責任者の方は以前ホテルで婚礼部のマネージャーをされていたようで「結婚式」の知識や経験が豊富な・・・「おじいちゃん」でした。とても温厚な方で、理解力のある優しい方です。

 

このレストランで披露宴は今までやったことがないとのことでしたが、私の中でこの結婚式は「絶対に成功する」という確信がありました。それは神社様、レストランスタッフの方々が今回の結婚式を「是非やりましょう」という気概を持って取り組んでくださっていたからです。

 

実際に打ち合わせを進めていく中で気になったポイントは、

 

  • 新郎新婦の着換え場所はあるか
  • ご列席の方が神社から移動してこられてからの待合室
  • 披露宴会場内の音響設備、上映機材、マイクの設備
  • 会場装花
  • キャプテンの有無
  • テーブル配置

 

等でしたが、特に問題なく進められそうでした。

ありがたかったのは、最寄り駅から神社まで、神社から披露宴会場までの送迎用大型バスを貸していただけることでした。

 

 

招待状の打ち合わせ

招待状の打ち合わせ。

お二人は手作りの予定をしていましたが、文面等をいつも確認させていただくようにしています。制作途中から

新郎
新郎
何かこう、純和風の招待状にしたいんです。

ということをお聞きしていました。

ご両家の家紋を入れられたらどうですか?それぞれの家紋を入れることによって皆様へより濃く両家の繋がりもお伝えできるのでは?
ZAKI
ZAKI

 

それでいきましょう!二つ返事でOKをもらい、早速印刷に入られました。出来上がった招待状が上記の写真です。本状の出来栄えもさることながら、とても素敵な手作り招待状が仕上がりました。

(台紙から中紙まで全て手作りで、下部にある桜型のデザインもお二人でカットして、中に金箔をちりばめられました)

 

とても嬉しかったのが、披露宴の主賓の方からのご挨拶でこんな言葉をいただきました。

招待状にご両家の家紋が入っていたのがとても良かった。昨今の結婚式は新郎新婦の二人で決めて色々と進んでいくイメージですが両家が携わってしっかりと繋がりを感じることが出来ました

この方は特に結婚式に従事している方ではなかったのですが、よく結婚式に招待されるようでこんなお話をしてくださいました。

 

神社結婚式当日

快晴です!

新郎新婦は朝一番に神社に入っていただき、お支度が完了したら境内で写真撮影をします。

 

その間にもご列席の方が順次お越しになられるのですが、皆様へご挨拶をしながら撮影を進めていきます。

結婚式が始まる前に新郎新婦の姿が見られちゃうじゃない!

というお声が聞こえてきそうですが、神社結婚式の場合は「花嫁行列」があるので結婚式の前に新郎新婦の姿は皆様にお披露目されます。

なので、お越しいただいた皆様に「来てくれてありがとう!今日はよろしくね」という風にお声を掛けてもらって和気あいあいとしたほうが残る写真も良い笑顔のものが多いです。

 

 

結婚式が始まる直前です。皆様順番に並んで頂いているところですが、新婦さん余裕の表情ですね。

本殿に入るのはご親族様だけで、今回はご友人の皆様に本殿前で結婚式をご覧いただくことになりました。立ち見では大変だろうということで、神社様のご協力で椅子をご用意いただきました。

 

それにしても皆さん良い表情されていますね。神社での結婚式って親族の誰かがしないと、中々見れる機会のない結婚式なのでとても価値があると思います。

結婚式自体は約30分程で終了しますが、新郎新婦や親族の方が本殿で祈祷をしていただいている最中は小さな音もとても大きく聞こえてきそうな雰囲気になります。

砂利を歩く音、風が吹いて草木がなびく音、鳥のさえずり・・・

 

深呼吸してどっしりと構える瞬間です。

 

 

結婚式が終了すると皆様で集合写真を撮り、お手持ちのカメラでみなさんで写真撮影を楽しんでいただきます。今回は披露宴までの時間に余裕をもったスケジュールで組んだのでたくさん写真を撮っていただくことが出来ました。折角来てくださった皆様とお話したり、写真を撮ったり、こういう時間が実は一番幸せを感じる瞬間でもあります。

 

 

 

ゴルフ場での披露宴

神社から披露宴会場への移動は大型バスで。

ZAKI
ZAKI
今から神社を出発します!

 

レストラン責任者のおじいちゃんに電話します。

バッチリ準備整って、待ってますよ~♪

 

ウェルカムスペースや会場のテーブル装花、装飾関係はほとんど新郎新婦の手作りです。時期が丁度桜のシーズンだったので桜をモチーフにした会場レイアウト。

結婚式前日に新郎新婦と新婦の親御様と一緒に設営をされました。

 

 

ケーキ入刀ではなく「鯛に箸入れ」

面白くて、とても良かったのがケーキ入刀・・・ではなくて「鯛の箸入れ」。(めでたい)

 

この鯛、真夜中に新郎のお兄さんがなんと釣ってきてくれたものなんです!(絶対に釣ってくるからと豪語していたそうですが、お見事です)

 

神社挙式の時は、神棚にお供えをして、披露宴会場へ移動する際に新郎新婦と一緒にレストランに入ったこの鯛は、レストランの厨房でじっくりと焼き上げられていました。

 

この鯛は小皿に取り分けて、中座中にゲストの皆様へ配られました。皆様に楽しんでいただこうと、配ったのはウェイトレスの恰好をした新郎です。お酒にめちゃくちゃ合ったそうです。

 

「お兄さん、鯛めっちゃおいしいよ!」と新郎のお兄様へ皆様声を掛けてくださっていました。

 

 

 

再入場:新婦の師匠と共演

披露宴の再入場

 

タキシードとウエディングドレスにお色直しをされた新郎新婦の入場曲は「三線」「舞踊」で。後ろで三線を演奏しているのが新婦の師匠・・・ではなくて前で踊っている彼が新婦の師匠だそうです!

「弟子の晴れ舞台、師匠が人肌脱いでやるか」と言わんばかりの演奏と舞踊に皆様とても良い笑顔で応援してくださいました。

 

入場が終わると新婦も三線を弾きます。そして歌うのはもちろん新郎。

曲は浦島太郎の「♪海の声」。皆様聞き入っていました。新郎の歌声、新婦の三線がめちゃくちゃ上手かったんです!

 

 

 

 

おひらき

中身の濃い1日もおひらきの時間を迎えます。ここで新郎新婦の二人は、どれだけ皆様に助けられて今日という日を迎えることができたかを実感することができます。

地元のご友人、高校のご友人、社会人になってから繋がりが出来た方々・・・そんなあなたの、今まで関わってきた人たちが一堂に会して「おめでとう!」って言ってくれるんです。

 

人生で一番幸せな瞬間!って、大袈裟じゃなく感じる瞬間ではないでしょうか。

今まで準備してきたこと、どうやったら皆さんに楽しんでもらえるか、どうやって感謝の気持ちをお伝えするか、色々悩みながら進めてきたお打ち合わせは新郎新婦二人にとって「夫婦の準備期間」でもあります。

二人の夫婦としての「始まり」に広がる光景は、こんなにたくさんの方々に激励を頂けるんです。

 

どういう結婚式をされても、ご列席の皆様のことを考えながら進めることが出来ればきっと「良い結婚式」と感じて頂けると思います。

 

初めてのことなので何からどう決めれば良いのか分からなくて当然なのですが、大切にする部分をしっかりと共有できれば不安になることもなく結婚式の準備期間を楽しく過ごせることができるのではないでしょうか。

 

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