●実際のお客様との打ち合わせの様子
●結婚式当日の過ごし方
●ゲストへのおもてなしは誰がする?
結婚式の準備にお役立てください。
この記事は、ゲストへのおもてなしは本来誰がするべきなのか ということを、実際のお客様との打ち合わせでのお話です。
「あなたたちは高砂席にずっと座っていればいいの!ゲストへの挨拶やお酌は私たち(親)の仕事 なんだから」
と言っていました。
披露宴の進行をどうしようかとお話している時にお母さんからの意見を教えていただきました。
確かに親御さんからゲストへお酌して回ったり、挨拶をされている光景をよく見ます。
では新郎新婦はずっと席に座ったままで良いのでしょうか?
主催者が親ならOK
新郎新婦、ご両家の意向もあるので“それ”が間違っているとも言えません。
むしろ、この結婚式の主催者が新郎新婦の親御さんならば全く問題ない でしょう!
主催者を確認するためには、招待状の差出人を確認する必要があります。
招待状の文面に記載されている名前は誰になっているでしょうか?
招待状の文面には様々な書き方がありますが、大きく分けて2パターンです。
- 親御様型(親の名前)
- 本人型(新郎新婦の名前)
招待状に記載されている名前の方がその結婚式の主催者 ということになります。
主催者がゲストをもてなす
では今回の結婚式、主催者は誰だったのでしょう?
招待状を確認すると新郎新婦でした。
新郎新婦の名前でゲストへ招待状を出していますので主催者は新郎新婦 ということになります。
私は新郎新婦へ、このように言いました。
ですが親御さんが他のゲストと同じように過ごす方は少ないです。新郎新婦と同じようにゲストをもてなす気持ちで過ごしていらっしゃいます。
ゲストからすると主催者が新郎新婦、親御さんのどちらであれ『おもてなし』を受けて悪い気はしないはずです。
100人でも1人でも変わらないこと
結婚式の規模は最近縮小傾向にあります。
家族・親族中心の『少人数結婚式』を選ぶカップルが増えました。
しかし身内だけの結婚式、友人や知人も招待した大規模な結婚式、人数の多い・少ないで新郎新婦の『おもてなし』は変わらないはず です。
たとえ1人でも来てくれたら、その方をもてなす意識は持つべきだと思うのです。
それが大人数になった時、ゲスト一人一人へどのようにもてなすかは時間、進行などによって何が出来るかはプランナーさんと相談するべきです。
本来、打ち合わせの大部分を占めなければいけないのはこのゲストを『どうもてなすか』 という所だと思います。