結婚式の料理がぬるいのはナゼ?オープンキッチンでは解決できない理由

この記事はどんな記事?

フランス料理がなぜ『ぬるい』のか
オープンキッチンの本当の醍醐味とは
二人が料理に求めるポイント
どうぞご覧ください!

 

この記事では、結婚式のぬるい料理がケータリングで解決できない理由を解説 いたします!

宮崎的意見なので、あくまで参考にしてみてください^^;

ケータリングと仕出しの違い

今回の記事では「なぜ結婚式の料理はぬるいのか?」ということにフォーカスを当てていますが、料理がぬるいという代表的なものに『ケータリング』と『仕出し』というものがあります。

 

 

ケータリング

最近はホテル、専門式場、ゲストハウス、レストランの他にも公共の施設、文化財などで結婚式を挙げることができます。

 

公共の施設や文化財で結婚式を行う場合は料理がケータリングになるという所もあります。

ケータリングって?おもに屋外スペースや厨房のない場所へ出向き、食事を配膳、提供するサービスのことを言います。

調理設備を備えた車両を用意したり、ほとんど完成に近いカタチまで料理を仕上げて『フードウォーマー』に入れて料理を温かいまま提供したりします。

※イメージしやすいのは露店・屋台、飛行機内での機内食が近いのではないでしょうか。

 

仕出し

神社での結婚式を行う際、神社内に食事ができるようなスペースがある場合によく用いられるのが『仕出し料理』ですが、仕出し料理は店舗で調理・盛り付けまでを行います。

そしてそのままお客様に提供するので、どちらかと言うとお弁当や出前に近いといえます。

 

 

ですが私は『料理がぬるい』という点では、『ケータリング』・『仕出し』と、式場やホテルで食べる婚礼料理に大きな差はない と感じています。

 

どうしても、料理を食べる場所・料理の出処(でどこ)を見てしまうと

「やっぱりケータリングってぬるいよね」

「仕出し料理だからぬるいよね」

 

と思われるかもしれませんが、料理単体だけで判断した場合には、大きな差はないはずです。

 

結婚式の料理がぬるいのはなぜ?

よく結婚式場を探している方に言われるのが、

新婦
新婦
料理が美味しい式場が良いんですけど・・・出来たての料理をゲストに提供できるような『オープンキッチン』がある式場の方が良いでしょうか?

 

まず、料理が“美味しい・まずい”というのは人の感覚によるものが大きいと思うので、なんとも言えません。

しかし“人によって違う”というのは誰でも言えるので個人的な意見は必ず添えるようにします。

 

『作り置き』よりも『出来たて』の方が美味しいと感じるのは当然だと思うのですが、それで解決するのでしょうか?

 

 

例えば結婚式に出席した時に、提供された料理が『湯気』が立つほど熱々というモノは見かけません

それでも美味しいと感じる料理もあります。

 

 

 

ーーー結婚式の料理が『ぬるい』と感じるのはなぜでしょうか?

 

 

 

フランス料理は“ぬるい”

そもそも、フランス料理というものは“ぬるい”そうです(熱々のものもあるようですが)。

それにはワケがあるようですよ。

 

 

口内が敏感

フランス人は熱い食べ物、苦みや辛みも苦手と言われています。

(猫舌)

 

食べ物の味、香りをより味わえる温度

食材がもつ本来の味わいや香りを保つために、あえて“ぬるめ”の温度で提供している場合もあるようです。

 

熱を加えすぎることで、食材の成分を変化させたり、こだわったソースが熱さで伝わらないということを避けるための配慮だそうです。

 

 


フランス料理が『ぬるい』理由はちゃんとあったのです。

これを一括りに「結婚式の料理ってぬるいよね」と言ってしまうのはちょっと違う気がします。

 

 

ただ、日本人は『アツアツ(熱々)』や『キンキン(冷々)』といったような「熱いものは熱く」「冷たいものは冷たく」食べれる食べ物を好む傾向にあります。

湯気の立ったラーメンを「フーッ!フーッ!」ってしながら食べるのは格別に美味しいですよね。

これを『ぬるめ』で出されたら怒り狂う人が出てくるんじゃないでしょうか。笑

(フランス人は冷めるまで待つそうですよ、麺を音を立てながらすするのもマナー違反のようです)

 

 

「○○の出汁を〇〇時間じっくり取って丁寧に『裏ごし』したスープだから、より出汁のうま味を感じてもらえるように“ぬるめ”で出しました」

 

なんて言われても、それでもラーメンは熱々で出してほしい人が多いのではないでしょうか。それはラーメンはアツアツで食べるものと認識しているからではないですか?

 

 

 

じゃあフランス料理はどうなんでしょう?

 

食べる人の好みによって提供できるのならベストかもしれませんが、シェフが「この温度が一番食材の味を引き立たせる」との思いで仕上げた料理に「何かフランス料理って“ぬるい”よね」と言い放ってしまうのは、少し気の毒 な気がします。

 

 

フランス料理を、本来の食材の持つうま味、作り上げられたソースを楽しむためにあえて“ぬるめ”で提供される こともある・・・という事実を知ったうえで「それでもアツアツ(出来たて)の料理が良い」というのは交渉の余地、選択の余地があるのではと思います。

 

※温度とは関係なく、単純に『作り置き』による“ぬるめ”は意味が違うのであしからず。

 

 

オープンキッチンは五感で楽しむ

フランス料理は“ぬるめ”の設定・・・とはいえ、やはり食べる方の好みに合わせることが『おもてなし』と考えられるのも一つの意見です。

 

ではオープンキッチンのある会場ならその問題を解決できるのでしょうか?

オープンキッチンって?客席から見えるように造られた厨房のことです。

答えは・・・

 

どうなんでしょう。笑

お客様に見える位置で出来たてを調理して提供しようとすると、80名の披露宴なら料理人が10人くらい、80人分の料理を一気に作れる厨房がないと無理なような気もしますが。

 

それよりもオープンキッチンの持つ意味合いとしては『臨場感・ライブ感・五感で楽しむ』ということがメイン のような気がします。

 

  • 調理過程を目の前で楽しめる
  • 焼き物等の匂いがする
  • シェフからの料理説明(今日の料理紹介や今の作業説明等)

 

ご飯屋さんに行っても『オムライス』とだけ書かれているよりも、『○○鶏卵所の朝採れ新鮮卵をふんだんに用いたオムライス』なんてことを書くだけで自然と想像して「美味しそう」と食べる前から期待します。

 

一つのモノに対して付加価値を付けていくことでグッと期待値も満足度も上がるというものです。

恐らく味は、普通に目の前に出されるよりも2、3割美味しさが増すんじゃないでしょうか。

 

 

まとめ

二人が選ぶ式場の基準がどこにあるのか、それは人によって違います。

 

料理にこだわりを持つ新郎新婦も多いですが、その式場が提供するフランス料理を『ぬるい』と一言で言い放ってしまうのはちょっと待った方がいいかもしれません。

 

実はとても繊細な仕事をしていて、食材が持つ本来の味を楽しめるとても高度な料理かもしれませんよ。

 

それでも気になる場合は結婚式当日、シェフからの『料理紹介』をして頂き「この料理は食材とソースのハーモニーを楽しんでいただきたく、人肌温度でご提供しております」などのアナウンスを入れるのも一つです。

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