「お日柄って何なの?」
「自分の親も『何でも良いよ』って言ってたし」
「仏滅が安いならそのほうが良いよね」
「2人の記念日に結婚式を挙げたい」
「いい夫婦の日(11.22)に挙げたい」
最近の結婚式では『お日柄』よりも『語呂』や『記念日』を優先する人が多くいるような気がします。結婚後も記念日を忘れないためにはそれもいいかもしれません。
しかし、2人だけで決めてしまっては両家で揉めてしまう可能性もあることを知っておいてください!
この記事では、『お日柄』で両家が揉めないために新郎新婦が確認すること をまとめています。
この記事を読めば自分の親、相手の親の意見をどう擦り合わせるかが分かります。
そもそもお日柄って何?
『お日柄』というのは、その日の吉凶を表した言葉のことです。
業界によって『お日柄』という言葉の使い方は異なるようですが、ブライダル業界のお日柄とは『六曜』を指します。
六曜(ろくよう)とは?
〇大安(たいあん)/何をやっても上手くいく、とても運の良い日
〇友引(ともびき)/午前、午後に物事を起こすと良いとされる日。正午のみ凶。
〇先勝(さきがち・せんしょう)/午前中が吉、物事を起こすなら午前中に。午後以降は凶。
〇先負(さきまけ・せんぷ)/先勝の反対で、午後に物事を起こすと吉。午前中は凶。
〇赤口(しゃっこう)/何事もしないほうが良い日。正午だけは吉。
〇仏滅(ぶつめつ9/1日を通して何もしないほうが良い日。
この6つがありますが、結婚式を挙げるカップルに一番人気なのは『大安』です。
六曜の起源は中国で、日本に伝わってきたのは室町時代のようです。
揉めないために確認する3つのこと
2人が『結婚式を挙げる日』を決める時、まずはいつ頃に挙げようということからお話すると思います。
春なのか秋なのか、今年なのか来年なのか・・・
ざっくりとしたゴール地点をまずは見定めて、それから土日のお日柄をチェックすると思います。
そこで両家に確認してほしい3つのことを紹介します!
チェック1.お日柄にこだわりがあるか確認をする
新郎新婦、両方の親御さんへ必ず確認していただく方が良いでしょう。
「絶対に大安じゃないとダメよ!」
「別に2人が良いと思った日ならいいんじゃない?“思い立ったが吉日”っていうじゃない♪」
こればかりは確認してみないと分かりません。お日柄にかなり強いこだわりを持っている親御さんならば、確認する前に「大安にしてよ!」という希望を言われるかもしれません。
チェック2.お日柄は結婚式だけ気にするだけで良いのか確認する
お日柄を気にする親御さんの中には結婚式以外も気にする人もいます。
- 婚姻届を出す日
- 両家顔合わせの日
「結婚式は絶対大安!」という風に言われた親御さんならば、結婚式以外のお日柄も気にされるかと思うので、念のためにお聞きしてみると良いでしょう。
チェック3.相手の親御さんの意向はクッションを挟んで報告する
相手親「絶対大安!」
自分親「別に何でもいいんじゃない?」
明らかに温度差があり、ややこしいお話です^^;
しかし、価値観が違って当然なんです。
価値観が違うのに、どちらか一方の意見を強引に押し通すと揉めるもとになります。
なので、親への報告は自分がクッション役となって相手の親御さんの意向を伝えるほうが良いです。
よりかは・・・
という風に言った方が良いかと思います。
自分の息子、娘も同じように思っているんだったら・・・と納得してくれる親御さんが多いはずです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
育ってきた環境も、価値観も違う2人が結婚して家族になります。しかも、相手のことが好きで結婚したのに『もれなく付いてくる』のが相手の親御さん・ご親族さんです。
お互いの親御さんの意見が食い違うことも当然ありえます。
合う、合わないではなくて、お互いに理解を深めて歩み寄ったり、譲歩することもあったりすることで繋がりが深くなっていくんではないかと思うのです。
ややこしく思わず、家族になる第一歩として2人で力を合わせて 頑張ってください(*^^*)