●親主導で動く結婚式の実際の打ち合わせやりとり
●親主導で動いている親御さん向け
どうぞご覧ください!
この記事は、親御さんが主導で動く結婚準備の実際に合ったお話~面会編~ です!
先日お電話を頂いた新郎のお母様と打ち合わせをしてきました!
前回の『問い合わせ編』はコチラから。
お母様とご対面
最寄駅からバスを乗り継いで約20分。
閑静な住宅街と自然豊かな街並みに気分を良くして歩いて自宅へ向かいました。
『googlemap』を開いて、事前に教えてもらった住所を目指して歩きます。
ふと目をやると、小柄な女性の姿が。
新郎母「ようこそ、わざわざこんな辺鄙(へんぴ)な所までお越しくださいました」
立派な自宅の客間へ通されると、お部屋の中には家族で撮影した節目ごとの写真がたくさん飾られていました。
いそがしい毎日でも家族の時間を作って、何かしら記念になることやモノを残してこられたのが見て取れました。
きっと素敵な家庭関係を築かれているんだろうなと思いました。
二人の気持ちを聞く
先日の電話でも話していた内容でしたが、お母さんが早速話を進めます。
新郎母「二人の結婚式は、人数が60人くらいで、こんな式場が良いと思っているんですよ~!」
プリントアウトされた式場情報、資料請求された式場のパンフレットが出てきました。^^;
新郎母「・・・(モゴモゴ)。」
やっぱり本人たちは知らない状況、二人の希望は聞いていない状態で、この話が進んでいるようです。
再度お母さんにお伝えしました。
ですが、本人たちの意見を聞かずに動いてしまうと揉める可能性もありますよ?
人数も60人とお母さんは言いますが、二人は『家族式』が良いなと考えているかもしれません。
二人が式場を探して、イメージに合った式場へ見学に行った時に「以前お母様から資料請求を頂きまして・・・」なんて話が出てきたとしたら・・・。
と息子さんが思うかもしれません。
二人とも『自立した自分』や『二人で協力して進めていく』という気持ちを持って動いていたのに・・・
いざ式場へ見学に行ったら自分たちが知らない間に親が関与していた 。
ありがたい話ではあるかもしれませんが、嫁姑問題が勃発しそうな匂いがします。
親御さんは巻き込まないほうが良い?
親御さんを『のけ者』にしてくださいということではないです。
むしろ逆で、結婚式は親御さんも巻き込んでくださいとお伝えすることのほうが多いですから。
ただ今回のケースは、親御さん主導で本人たちの意見は反映されていない のです。
結婚するのは新郎新婦です。両家が家族になるので、親御さんの意向ももちろん大切です、重要なことです。
だからお母さんに言いました。
こういう風にしておいたよ!
こんな式場あったよ!
こんな風でいいじゃない!
ではなくて、調べた情報は心のうちにしまっておいて、息子さんが変な方向に行きそうなとき、もしくは「どうすればいいかな?」と相談を持ち掛けられた時にお母さんが今まで下調べした情報を差し上げるのも一つの方法です。
式場情報の曖昧さ
色んなお話をしていく中で、お母さんは本当にたくさんの情報を調べられていました。
式場へ直接資料請求をしたり、式場紹介所から各式場の価格を調べられたり・・・。
新郎母「この式場なんかは60人で160万円くらいで挙げられるから、これから物入りな二人には良いかなと思って!」
と調べられた式場を教えてくれました。
ただ、私の知識と情報をもとに言うと『60人で最低でも250万円以上』は見ておいた方がいい式場 でした。
人数や時期、内容によっても当然変わりますので一概には言えませんが・・・それでもそこまで大きな差は生まれません。
いくら安くしようとしても、実際に動いているスタッフが大幅に変わることもなければ、仕入れ値も大幅に変わることもありません。
結局、安くするのにも限界がある のです。
表向きの値段だけで判断して、結婚式が終わった後に、おおいに揉めたご両家さんも見てきました。
とことん安く、お得に結婚式を挙げるなら紹介業者を間に挟まずに、ツテを利用したり、紹介しても『仲介手数料が発生しない紹介業者』を利用するのが良い と思います。
今日初めて会ったお客様に対して「あなたは特別だから」と、何百万円も値引いてくれることを信じて準備を進めても、結局のところ元値になっていることがほとんどです。
初めてのことで、分かりやすい判断材料になるのが「見積り金額」であり「お得感(特典)」になるので仕方のないことではありますが、それだけで判断してはいけません。
入口はたとえ『お得感』であっても、実際に見学されたときに『確認すること』が大切です。
- 自分たちの希望が見積りに反映されているか
- 自分たちと同じような結婚式をされた方の最終金額
- 年間を通じてよく出る料理金額
- 自分たちの希望が叶うのかどうか
二人がどんな結婚式を考えているのかによっても質問内容は変わりますが、予算オーバーを避けたないならば最低でもこの質問はしておいたほうが良い でしょう!
式場「人によって違いますから」
だけで終わる回答は、めちゃめちゃ注意が必要 です!!
人によって違うのは当然です!
大多数のお客様が選んでいるもの、使っている金額というのは新郎新婦にとって参考になり、判断基準になります。